Entries from 2020-02-01 to 1 month

道行く日本人は最近彼女に振られた大学生の男の子だった

シンガポールにはクラークキーという街がある。島内No. 1のパーティースポットで、ジャズミュージックの生演奏が聴けるパブからクラブ、居酒屋まで、様々な形でお酒を楽しむことができる。煌びやかなネオンの明かりから鳴り響く音楽まで、全てが人々をスーパ…

On the Flip Side

スラム街を彷彿とさせる景色は、ふいに入り込んだ裏路地に当然のように存在するからたまにびっくりしてしまう。日本と比べたら裏の面を隠すという意味でシンガポールは爪が甘い気がするのだけど、それは決して悪口ではなく、むしろ褒め言葉だ。表には裏があ…

Friend with Benefit

肉体関係を持って、でもお付き合いはしていない、いわゆるセフレと呼ばれる人との付き合い方について。ただ体の関係を持つだけじゃなくて、普通のカップルみたいにデートしたり、将来の夢についてちょっと真剣に話してみたり。私にとっては事の延長線上に肉…

ピンボケくらいの関係性

他人の人生の背景になるくらいがちょうどいい。目の前の物体にピントをあわせたせいでピンボケしちゃっている写真の背景のような、他人にとってそういう存在であることが一番心地良いと私は思う。そして私がそう思うのと同じように、私を取り巻く人たちも私…